こんな場合は一刻も早い対応を
「借金の返済に行き詰まってどうしようもなくなっている」
「返済ができないまま請求も放置して数か月がたっている」
「いつも貸金業者からの電話、督促状が来ている」
「この先いつ返済できるのかメドがたたない」
このサイトでは、消費者金融等からたくさん借りすぎてしまった場合、借金をどうやって返していくのか、借金返済のコツを私の体験も交えてご紹介しています。
しかし、もしあなたが上記のような状況になっていたらとにかく対策を急がなければなりません。もし上記のような現状であれば時間の経過とともに状況は悪くなっていくばかりだからです。まず、滞納していると高額な延滞金が加算されていきます。
何よりも金融業者の対応はより厳しくなっていくでしょう。このままだと、あなたに貸しているお金の一括返済請求、債務不履行による起訴、さらに資産の差し押さえと進んで行きますから、放置していて何ひとつ状況は良くなりません。
返済せずに長期間放置していた場合には借金の時効という可能性も全く無いわけではありませんが、借金の督促状を受け取っている限り時効までの期限はリセットされてしまいますから、そう簡単ではありません。
あなたの債務状況、つまり借金の金額、借りている業者の数、放置している期間やあなたの収入により最適な解決法をアドバイスしてもらう手段があります。それは、弁護士、司法書士など専門家への相談。いまはどこでも無料相談できますし、思い立ったらすぐに匿名で利用できる専門家へのメール相談もあります。
借金返済のコツを公開 無理なく返して悩み解消
借金はコツをつかむと早く無理なく返済できるのです
借金返済を早く効率よく進めるためにはそれなりのコツというかポイントがあるのですが、あなたの現状によってはできる方法は限られてくるかもしれません。
つまりあなたの借金が今いくらあるのか、あなたの収入がいくらあるのか、現状で返済を続けるのは可能なのか、返済を滞納していて、もう限界の状況なのか、以上に上げたあなたの現状によってできる手段、すべき対策は変わってくるというわけです。
何はともあれ、共通するポイントがひとつあります。それは、借金返済のコツを使って借金問題を一刻も早く解決させて、現在の借金地獄のような状態から抜け出すのが最優先、ということに尽きるでしょう。
まずはあなたの借金の状況はどうなっているかチェックが必要になりますね。まだ返済を続けているあなたは、しばらくきつくても早く元本を返すのがコツです。
借金の返済はリボ払いを止める
クレジットカードを利用中という方は、まずチェックすべき大切なポイントがあります。あなたが利用中のクレジットカードは月々の負担を少なくするためにリボ払いになっているのでありませんか?
クレジットカードのキャッシング枠でお金を借りていても、リボ払いは返済額が毎月定額ですからわかりやすく、返済が楽なので利用している方が多いのです。
でも実はそのままリボ払いを続けている方はとても損をすることをご存じでしたか?
例えば、クレジットのキャッシング枠でリボ払いを利用、金利15%で50万円を借りて、毎月決まった返済額を支払うと仮定する場合は…
仮に初回の返済に月2万円、次の月以降は毎月1万円を支払う契約になっている場合は全部でいくら支払うのかというと…、
返済回数は80回、支払い総額はなんと、789,759円、つまり、利息だけで、「289,759円」
そうです、どういうことなのかはおわかりですよね。50万円借りて返す総額は約80万円、返済期間は6年半に及ぶのです。これは結構な金額になり、返す期間も長いですよね。
返済を続けているのに借金が全然減らない、どうなってるの?と感じる大きな要因なのです。ですからリボ払いによる借金返済のコツといえるのがリボ払いを止めるのが必須のポイントです。
止めるって言うのは簡単ですが、要するに他のカードローンに借り換えるのがコツなのです。それにより、契約条件によりますが一般的には利息が約8分に1ほどに減額でき、完済までの期間も2年以上短くなるケースが多いのです。
借金返済を簡単にシミュレーションして計画的に
借金返済のコツになるのが返済計画。返済計画を立ててみてください。そしてなるべく返済にまわせる限りのお金を返しましょう。というのが借金の早期完済のコツです。
あなたは月々いくらまで返済にまわせますか?そして、その返済額で返し続けていくと何年で完済できるのかをざっくりで良いですから計算するのが結局わかりやすくおすすめです。
利息 = 利用残高 × 実質年率 ÷ 365 × 利用日数
この計算式であなたの借金にかかる利息がいくらなのかを簡単に計算することが可能です。例として年率18%で50万円借りていたとすると1か月間にかかる利息はいくらになるのかというと、
50万円 × 18% ÷ 365×30(日)=7,397円
以上のようになります。この場合で計算すると、たとえばリボ払いにすると1か月後に1万円を返した場合には、そのうちの7,397円が利息分の支払いとなり、残りの2,603円のみが元金の返済に充てられる結果になります。これはなかなか大きな利息ではありますよね!
すると元金が、50万円-2,603円=497,397円となりますが、翌月の返済までにはこの元金にまた同じように利息がキッチリとかかるというわけです。
これって現実を知るとかなり愕然とする感じがありますよね。返済額の7割以上が利息を払うだけだなんてちょっとショックではあります。
このように同じひと月1万円のペースで返済を続けるとすると約7年間、支払う利息の総額は40万円ほどになります。
こうして計算してみると借金の元金よりも利息の総額の多さと完済までの道のりの長さには唖然呆然とするのがホンネです。
ですから、借金返済のコツでまずメインになるのは、定額のリボ払いではなく、できるだけがんばって節約にはげみ、生活費を削ってでも、もし貯金があれば取り崩してでも毎月の返済額を多く返済する必要性があります。
そう、貯金する時のごくわずかな利息に比較すると借金にかかる利息は膨大なものといえます。
月々の返済額が少額になれば当然、返済期間は長くなり、利息が増えていくだけですから、返済額をなるべく多く、利息を低く抑えていくのがとても重要なコツになります。
利息を低く抑えていくにはなるべく金額をまとめて返す、それが借金返済のコツ、とご紹介しましたが、多くの方から「それができたら苦労はしないよ」と言われそうですね。
なるべく早く短い期間で、返済総額を少なく返すことこそが借金返済のコツなのですが、そうするためには「楽(らく)」はできません。
どうしても工夫や努力、我慢やがんばりといった「忍耐と労力」は必要になります。「コツ」と聞くと簡単に楽々なイメージがありますがそうではありません。
また、こちらのほうが楽そうだ、早そうだと思い選んだ方法により、逆に金利が増加する、借金を返済する期間が長引いてしまった、借金総額が増える結果になった、など、「目先の返済が楽」という誘惑に負けて結局は損をしたり、時間がかかってしまうムダな遠回りも少なくありません。
しっかりと返済する総額と返済期間を把握することが何よりも大切です。それではいくつかの対策を考えてみましょう。